PX910α
ペーパーレス化を実現するRFIDにも対応したリライトカード専用プリンター

特長
リライトタグ対応

印字面の目視情報を書き換えて再利用できます。印字-消去を繰り返すことで、環境にも配慮したエコ(eco)な運用を実現します。
※使用回数は環境により変動します
ワンパス

下記工程を1回の搬送(ワンパス)で実行します。
① リライト面の印字・消去
② ICデータの読み取り・書き込み
③ カード表面のクリーニング
RFIDタグ対応

ICチップを搭載したRFIDリライトタグにも対応可能です。
工程管理や作業実績管理にも多数採用されています。
スマートフォンやタブレットで活用できるNFCタグにも対応しています。
ロイコリライトタグの取扱いについて
ロイコリライトタグは下記の点に注意し、お取り扱いください。
1、光による劣化について
発色状態・未発色状態共に光(特に太陽光)による劣化を起こす傾向があります。
光による材料の劣化は、地肌の黄変、印字濃度低下、消去不良として現れますので、窓際等の直射日光が当たる場所及び蛍光灯、白熱灯等の強い光が当たる場所での使用は避けて下さい。
2、高温環境下での印字濃度の低下について
熱による印字・消去を利用した感熱記録材料ですので、高温環境下では発色部の画像保存性が低下します。一般的には40~50℃を超える保存環境で発生しうる現象です。
ただし、材料の分解・劣化が起こっているわけではないので、常温環境下で再印字すると初期値同様の印字濃度が得られます。
3、温度による発色濃度変動について
顕色剤とロイコ染料の混合溶融物が急速に冷却されることにより発色画像を固定するため、その発色濃度は印字(サーマルヘッド加熱)直後の材料の冷却速度に依存し、充分な冷却速度が得られない場合、発色濃度が低下することがあります。
上記のことから、使用環境は5℃~35℃の範囲を推奨します。
4、表面の摩耗について
表面を硬いもので引っ掻くなどすると感熱記録層に傷が付くことがあります。この様な表面の傷は、
印字品質に影響を及ぼします。
繰り返し印字・消去のプロセスを繰り返すと、徐々にではありますが表面および記録層の劣化が進行します。この劣化の程度は、使用環境、印字・消去エネルギー等によって異なります。
リライト表面、プリントヘッド表面等に埃、汚れなどが付いた状態での印字消去は、表面に傷を発生させる等、さらに媒体寿命に悪影響を与えます。
5、記録層強度について
強い折れ・曲げによりリライト面が破壊・剥離することがあります。
6、耐薬品性について
リライト面には溶剤可溶成分が含まれておりますので、長時間の溶剤雰囲気下での放置、長時間の
溶剤浸漬は避けてください。
7、未使用時の保管について
高温多湿を避け、暗所(包装状態を含む)にて保管してください。
(温度:0~40℃以下 湿度:70%以下)
スペック
印字方式 | ダイレクトサーマル方式 |
---|---|
消去方式 | 消去ヘッド方式 |
搬送方式 | ローラーフィード方式 |
印字ドット密度 | 300dpi(11.8dot/mm)相当 |
通紙サイズ | 幅 :54mm 長さ:86mm 厚さ:0.4mm~1.0mm (推奨:0.76mm±0.08mm) |
印字速度 | 45mm/sec |
消去速度 | 75mm/sec |
給紙トレイ容量 | MAX 70mm |
排紙トレイ容量 | 30mm |
排出方式 | 自然落下方式 |
インターフェイス | RS232C/USB |
機器本体寸法 | (W)175mm×(D)410mm×(H)233mm |
重量 | 11.7kg |
導入時選択仕様 | RFID(HF/UHF) |
製品の仕様・デザインの一部を予告無く変更する事がございますのでご了承ください。
この製品の利用シーン
導入事例を見る- 病院
- 物流センター
- 工場
印字サンプル
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リライトカード
関連ソフト
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印字発行ステーション
-
RFタグ発行ステーション
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発行ソフト開発キット
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